馬鹿

幸せの反対が不幸なら
今までの私は不幸に停滞していた

不幸だからこそ傷つく事や寂しさに怯えないですんだからだ
しかし私は幸せを手にする選択を選び幸せを得た
後悔なんかするはずがない
今の私はこれまでにない幸せに満ちている

しかし　どうだろう

ちょっとした事で私の生活は脅かされている
何も期待しなかったが故に幸福さえ何も感じなかった感情が
期待するが故に喜べると思い出した頃
期待する事に不安する様になった

そしてどうしても感情が私に刃を向けそうになる
そんな私は馬鹿としかいいようがない

うまく生きていくためにはまだまだ何かが足りない様だ