2003年6月20日
少しずつ傷つき
 
少しずつ直視できなくなっていき
 
次第に見えない状態になり
 
それでも傷だけはしっかりと少しずつ

 
 
気付いた頃には
 
その傷は深いものとなり
 
張り詰めた水風船のように穢れた膿で溢れていた
 
 
 
心という存在せぬ物体に惑わされる
 
 

それは全て頭で処理されていることで
 
その一部を心と呼んでいるだけなのに
 
この今にも吐き出しそうな感情は
 
心ではなく体で感じているのだろうか
 
膿で溢れたような苦汁の思いは
 
どこに蓄積されどこに影響を
 
 
 
あぁ
 
 
 
私は何を。。。

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