泣きたいと望む理由

2003年2月12日
私の心はいつも閉ざされた檻の中だった

その檻は厚い壁を何重にもした空間にある

たとえ周りからの干渉があっても

私自身が外に出ようと思わない限り

この檻と壁を破ることはできなく

私の心には何も影響はしない

悔いることも無く

怒ることも無く

嬉しさや哀しさで涙を流すことも無い

そんな私の心でも

泣きたいと望むことがある

それは

どんなに壁をつくろうと突き刺さるもの

それは私自身の不甲斐なさ

そして今まで受け流してきた全ての物

それらが一斉に襲ってくる時

だけど

それでは泣けない

その時私はただ苦しむだけ

抵抗もできず全てを受け止める苦しみ

それは何事にも耐え難いはずだった

しかし

それ以上に辛いことを知った時

私の心は崩れ

感情と言うものを失った

だから

私の気持ちというものを

自分自身でわからないこの辛さ

どうしようもないこの気持ち

なのに

私にはもう泣くという感情が

わからないんだ

あの時

愛しかったあの人を私が傷つけてしまった時から

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